明けたら2024/01/06

ゆらゆら長く続いた揺さぶり
店内のペンダントライトが一斉に振り子
あー地震
このまま揺れが酷くなったならば
どう逃げようか思案を始めた頃に収まった
続いて入る能登半島での大きな震度の情報
隣のひとり客は怖さを鎮めるために話し出した
それから過去の震災の話が続いた

群発地震が続いていたとは言え
元日からこれではどうしたものか
それから数日
産業活動の現実へと戻った
救いようのない疲労感をぶら下げて
のろのろと進み始める新年をかみしめている
鬱憤晴らしをスリル感に変えるマネーゲーム
そこへ逃げ込んでメンタルを安定させる
誰も彼も話してくる軸は散々
そこに真面に付き合っていれば結局のところ馬鹿を見る
そんなつぶやきはやめてほしい

疑心暗鬼のコミュニケーションで溢れるなんて
悲しい国になったものだと思う
だからこそ今のところ
マネーゲームで落ち着く わたしでいる